2025.07.15 オフィスにスケルトン天井を取り入れる際の利点と注意点について

徳島県徳島市に本社を置き、徳島県でのオフィスづくりのサポートをしている徳島オフィスづくり.comです。徳島オフィスづくりでは、オフィスの環境作り、オフィスメンテナンス工事、オフィス内装工事、オフィス移転など、あらゆるオフィスづくりに対応しております。

今回は、近年注目を集めている「スケルトン天井」の導入について、特長や導入メリット・デメリット、適したオフィスのタイプまで詳しくご紹介いたします。

スケルトン天井とはどういったものか

スケルトン天井とは、通常の天井材を取り外して、天井裏の梁や配管などの設備をあえて見せる仕上げのことを指します。通常の天井は、石膏ボードや吸音板などで仕上げることで、設備配管をすっきり隠し、整った印象の空間になりますが、スケルトン天井ではその逆に、構造をむき出しにすることで開放感や個性を演出できます。
特に、天井高を最大限に活かした空間づくりが可能になるため、デザイン性や空間の広がりを重視する企業に人気があります。IT系企業やデザイン会社などでは、オフィスの個性を引き立てる要素として採用が進んでいます。

スケルトン天井の導入による主なメリット

開放的で洗練された印象を与えられる

スケルトン天井は、通常よりも高い天井高を確保できるため、圧迫感のない広がりある空間を実現できます。配管や梁をあえて見せることで、現代的でクリエイティブな雰囲気を演出することができます。

内装工事のコストを抑えられる場合がある

天井仕上げ材を使用しない分、仕上げ工事の工程が省略できることがあります。その結果、工事全体のコスト削減につながる場合があります。ただし、塗装や照明など別の工夫が必要なこともあるため、全体のバランスを見極めることが重要です。

メンテナンスがしやすくなる

天井裏の配線や空調設備が露出しているため、何かトラブルが発生した際の点検や修理がしやすくなります。日常的なメンテナンスのしやすさは、長期的な運用面での安心感にもつながります。

導入時に注意すべき点とその対処法

音が響きやすくなる可能性がある

天井材がないため、音が反響しやすくなり、静かな空間が必要な業務には不向きになる場合があります。このような課題に対しては、吸音性のある壁材の活用や、床材の選定、パーテーションの配置などで音環境の改善が期待できます。

空調効率が低下するおそれがある

空間が広がることで、冷暖房効率が下がり、空調負荷が大きくなる可能性があります。この課題には、エアコンの能力を見直したり、送風の流れを考慮したレイアウト設計を行ったりすることが効果的です。

デザインの好みが分かれる傾向がある

スケルトン天井の見た目は個性的であり、企業によっては社風や業界のイメージに合わないこともあります。照明のデザインや配線の整理方法を工夫することで、スタイリッシュな印象を高め、企業のブランドイメージと調和させることが可能です。

スケルトン天井が適しているオフィスの特徴

スケルトン天井は、以下のようなニーズを持つオフィスに特に向いています。

・天井高を確保して、圧迫感のない空間をつくりたいと考える企業
・デザイン性や独自性を重視し、クリエイティブな印象を演出したい企業
・社内外問わず来訪者に「魅せる空間」を提供したいと考える企業

ただし、空調や音の問題に対して対策を講じる必要があるため、導入にあたっては、設計段階から信頼できる施工業者と綿密な打ち合わせを行うことが大切です。

徳島オフィスづくり.comについて

徳島オフィスづくり.comは、徳島県徳島市で1890年に創業し、60年以上オフィスづくりのお手伝いをしており、オフィス内装工事、オフィスレイアウト設計、オフィス移転、 パーテーション工事、OAフロア工事など、オフィスづくりに一括対応しています。
オフィス内の工事であれば今回のような天井工事にも解決方法の模索から業者の選定、施工まで一括で臨機応変に対応することが可能です。オフィスに関することで何かお悩みのある方はお気軽にご相談ください。

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