2025.11.04 オフィスの間仕切りにLGS壁を選ぶべき理由と選定ポイントとは

こんにちは。
徳島オフィスづくり.comです。
徳島オフィスづくり.comでは、徳島県にてオフィス環境の整備やメンテナンス工事、内装工事、移転サポートなど、幅広いオフィスづくりを行っています。
今回は、オフィスの間仕切りとしてLGS壁を選ぶメリットと、後悔しないための選び方について詳しくご紹介します。

LGS壁とは？基本構造と他の間仕切りとの違い

LGS壁の「LGS」とは「Light Gauge Steel（ライト・ゲージ・スチール）」の略で、日本語では「軽量鉄骨」を意味します。
その名の通り、軽量鉄骨を骨組みにして、両面に石膏ボードを貼り付けて仕上げる構造の壁のことです。床から天井までしっかりと施工されるため、パーテーションのように簡易的なものではなく、建物の壁に近い仕上がりになります。

一般的なアルミパーテーションやスチールパーテーションは、工場で製造されたパネルを現場で組み立てて設置しますが、LGS壁は現場で職人が一から造り上げる点が大きな違いです。

オフィスにLGS壁を採用する2つのメリット

それでは、なぜ多くのオフィスでLGS壁が選ばれているのでしょうか。代表的な4つの利点を紹介します。

メリット1　デザインの自由度が高い
LGS壁の魅力は、自由度の高いデザイン設計ができる点にあります。壁紙や塗装で仕上げるため、オフィスの内装デザインや企業カラーに合わせた空間づくりが可能です。木目調で温かみのある雰囲気を出したり、アクセントクロスでモダンな印象を与えたりと、理想のオフィスデザインを実現できます。

メリット2　用途に応じた最適な壁を造作できる
内部にグラスウールなどの吸音材を入れることで、防音性の高い会議室を設けることができます。また、石膏ボードは不燃性のため、防火性能を確保することも可能です。さらに、パネル式パーテーションよりも強度が高く、補強を行えばモニターや棚の設置にも対応できます。

LGS壁のデメリットと注意点

LGS壁には多くの長所がありますが、導入の際に注意すべきポイントもあります。

デメリット1　施工に時間がかかる
LGS壁は現場で組み上げるため、アルミパーテーションなどと比べると施工に時間がかかる傾向があります。オフィスの稼働スケジュールを考慮し、工期に余裕を持った計画が求められます。

デメリット2　移設や撤去が容易ではない
一度設置すると、簡単に移動や撤去ができません。人員増加や部署再編など、レイアウト変更が頻繁に起こるオフィスでは注意が必要です。恒久的な壁として使用する場所に向いています。

LGS壁を選定する際に押さえておきたい3つのポイント

ポイント1　設置目的を明確にする
まず重要なのは、間仕切りを設ける目的を明確にすることです。
「音漏れを防ぎたい」「来客スペースを目隠ししたい」「集中して作業できる部屋を作りたい」など、目的に応じて必要な性能が変わります。遮音性やデザイン性など、必要な要素を整理してから仕様を決定しましょう。

ポイント2　将来的なレイアウト変更を考慮する
LGS壁は固定された構造のため、将来のレイアウト変更が想定される場合は慎重な検討が必要です。今後の人員配置やオフィス拡張の可能性も踏まえて選定することで、無駄のない計画が立てられます。

ポイント3　信頼できる専門業者に相談する
LGS壁の性能を最大限に活かすためには、目的に合わせた設計と高い施工技術が不可欠です。実績のある専門業者に相談し、要望や課題を共有することで、最適なプランを提案してもらえます。

LGS壁は、デザイン性と機能性を両立できる優れた間仕切りです。
メリットと注意点を正しく理解した上で、自社のオフィスに最も適した方法を選び、快適で生産性の高い空間を実現しましょう。

徳島オフィスづくり.comについて

徳島オフィスづくり.comは、徳島県徳島市で1890年に創業し、60年以上オフィスづくりのお手伝いをしており、オフィス内装工事、オフィスレイアウト設計、オフィス移転、 パーテーション工事、OAフロア工事など、オフィスづくりに一括対応しています。
今回のような間仕切り工事にも解決方法の模索から施工までトータルサポートすることが可能です。オフィスづくりに関することで何かお悩みのある方はお気軽にご相談ください。

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