2025.04.21 コミュニケーション活性化に繋がるオフィスづくりのポイント

徳島県徳島市に本社を置き、徳島県でのオフィスづくりのサポートをしている徳島オフィスづくり.comです。徳島オフィスづくりでは、オフィスの環境作り、オフィスメンテナンス工事、オフィス内装工事、オフィス移転など、あらゆるオフィスづくりに対応しております。

今回は、「コミュニケーション活性化に繋がるオフィスづくりのポイント」についてご紹介します。

コミュニケーション不足が生産性の低下を招く

オフィス環境は、社内コミュニケーションの質と量を大きく左右することをご存知でしょうか？
新型コロナウイルスの影響でテレワークが広がる一方、オフィスにおける偶発的な会話や部門を越えた情報交換の機会が減少したという声も多く聞かれるようになりました。実際に、企業の約7割が「イノベーションはオフィスで起こる」と考えており、オフィス空間の工夫が組織全体の活性化につながるという意識は高まっています。

偶発的な会話を生むスペースづくりが鍵

オフィス内での偶発的なコミュニケーションを促すには、スペースの設計が重要です。

例えば、カフェスペースのように人が自然と集まる場所を設けることで、社員同士の会話が生まれやすくなります。ある調査によると、同じ場所に40秒以上滞在すると、会話が生まれる確率が50％に上がるという結果も出ています。また、クローズな会議室ではなく、視線が抜けるオープンな打ち合わせスペースも効果的です。壁に囲まれた空間では話しかけづらくなりますが、開放的な空間では、思わぬ情報交換や相談が発生しやすくなります。

チームでの働き方を支援するレイアウトに

チーム単位の連携を強化するには、座席の配置やゾーニングの工夫が必要です。

近年注目されている「グループアドレス」は、チームごとにエリアを決めるスタイルで、従来の固定席や完全なフリーアドレスよりもコミュニケーション頻度が高くなる傾向にあります。さらに、チームの拠点となる場所を設けると、メンバー間での雑談や情報共有が増え、帰属意識が高まります。これは、ABW（アクティビティ・ベースド・ワーキング）型の働き方とも相性がよく、プロジェクトごとに最適な環境を選べる柔軟性も確保できます。

経営層との距離を縮める仕掛けも有効

経営層と現場スタッフとの間に生まれがちな心理的な壁を取り払うことも、社内コミュニケーションの活性化には欠かせません。そのためには、役員室を小さくし、日常的な打ち合わせをオープンスペースで行う運用が効果的です。こうした工夫により、社員が役員に話しかけやすくなり、経営層の意図が現場に届きやすくなります。経営層にとっても、現場の生の声を聞く機会が増えるというメリットがあります。

情報共有のきっかけをつくる工夫も重要

オフィス空間内で立ち止まるきっかけや視線を引く仕掛けを設けることで、部門を越えた交流のきっかけを増やすことができます。

たとえば、共用部にデジタルサイネージを設置し、各部署の活動報告やトピックを紹介する、社員の自己紹介カードやおすすめの書籍紹介を展示するなどの方法があります。

こうした情報共有は、個々の社員が組織内の多様性を理解し、会話の糸口をつかむ手助けとなります。

いかがでしたでしょうか？

オフィスは、ただ仕事をする場所ではなく、人と人がつながり、新たな価値を生み出す場です。だからこそ、空間づくりによってコミュニケーションを促進することが、企業全体の活力向上につながります。

徳島オフィスづくり.comについて

徳島オフィスづくり.comは、徳島県徳島市で1890年に創業し、60年以上オフィスづくりのお手伝いをしており、オフィス内装工事、オフィスレイアウト設計、オフィス移転、 パーテーション工事、OAフロア工事など、オフィスづくりに一括対応しています。
オフィス内の工事であれば今回のようなパーテーション工事にも解決方法の模索から業者の選定、施工まで一括で臨機応変に対応することが可能です。オフィスに関することで何かお悩みのある方はお気軽にご相談ください。

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