2025.07.22 ドアクローザーの交換時期と寿命の目安、長持ちさせるためのポイントをご紹介

徳島県徳島市に本社を置き、徳島県でのオフィスづくりのサポートをしている徳島オフィスづくり.comです。徳島オフィスづくりでは、オフィスの環境作り、オフィスメンテナンス工事、オフィス内装工事、オフィス移転など、あらゆるオフィスづくりに対応しております。

今回は、ドアの開閉をスムーズにするための装置である「ドアクローザー」の寿命や交換のタイミング、そして長持ちさせるためのポイントについて詳しくお伝えします。

1.ドアクローザーの耐用年数と寿命の目安

ドアクローザーとはどういった装置か

ドアクローザーとは、ドアが開いた後に自動的にゆっくりと閉じるよう制御するための装置です。多くのオフィスや店舗、施設の出入口に取り付けられており、安全性や利便性の向上に貢献しています。

一般的な寿命の目安

◎ドアクローザーの一般的な使用年数
ドアクローザーは、通常7年から10年ほど使用できるとされています。ただし、設置環境や使用の状況によって、耐用年数には差が出ることがあります。

◎利用状況や設置場所による寿命の違い
ドアの開閉回数が多い職場（1日数百回の開閉があるケース）では、5年から7年程度での交換が求められることもあります。また、屋外に近い場所や気温・湿度の変化が激しいエリア（風雨にさらされる出入口など）では、部品の劣化が早まる可能性があります。
一方で、定期的に点検やメンテナンスを行っていれば、10年以上使い続けられる場合もあります。

2.交換のタイミングを見極めるサインとは

こんな症状があれば要注意

以下のような変化が見られた場合は、ドアクローザーの機能が低下している可能性があります。早めの交換を検討することで、安全性や快適性を保つことができます。

◎ドアの閉まり方にムラがあり、スムーズに動かない
◎ゆっくり閉まるはずのドアが急にバタンと閉まる、あるいは途中で止まる
◎「ギシギシ」や「カチカチ」といった異音が発生する
◎装置から油が漏れている
◎開閉スピードが極端に遅くなったり、速くなったりする

不具合を放置するとどうなるか

ドアクローザーが正常に作動しない状態をそのままにしておくと、以下のような問題が発生する恐れがあります。

◎思わぬケガにつながるおそれ
勢いよくドアが閉まると、指を挟んでしまうなどの事故が発生するリスクがあります。

◎ドアや建具の破損が起こる可能性
ドアの開閉時に強い衝撃が加わると、ドア本体や枠部分にダメージが生じることがあります。

◎スムーズな業務進行を妨げる原因になる
ドアがうまく開閉できない状態では、従業員や来客の行動が滞り、業務効率や快適性にも悪影響を与える可能性があります。

3.ドアクローザーを長持ちさせるための工夫

ドアクローザーをできるだけ長く利用していくために、以下のポイントに注意しましょう。

定期的なメンテナンスを行う

◎年に1～2回を目安に定期点検を行う
◎取り付け部分のネジの緩みがないか
◎オイル漏れが発生していないか
◎ドアの開閉スピードが適正かどうか

日常的な取り扱いにも注意を払う

◎ドアを強く押したり、勢いよく閉めたりする使い方は避けるようにしましょう。
◎風が強い場所ではドアストッパーを併用することで、ドアクローザーにかかる負荷を軽減できます。

設置環境に合わせた対応を行う

◎雨風の影響を受ける場所では、耐候性の高い製品を選定することが効果的です。
◎直接日光や雨が当たらないよう、庇（ひさし）を設置する工夫も耐久性を高めるうえで有効です。

徳島オフィスづくり.comについて

徳島オフィスづくり.comは、徳島県徳島市で1890年に創業し、60年以上オフィスづくりのお手伝いをしており、オフィス内装工事、オフィスレイアウト設計、オフィス移転、 パーテーション工事、OAフロア工事など、オフィスづくりに一括対応しています。
オフィス内の工事であれば今回のようなドア工事にも解決方法の模索から業者の選定、施工まで一括で臨機応変に対応することが可能です。オフィスに関することで何かお悩みのある方はお気軽にご相談ください。

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