2025.10.08 可動式間仕切り壁の特徴とオフィスでの活用のポイント

こんにちは。
徳島オフィスづくり.comです。
徳島オフィスづくり.comでは、徳島県にてオフィス環境の整備やメンテナンス工事、内装工事、移転サポートなど、幅広いオフィスづくりを行っています。

「大会議室を人数に合わせて複数の小会議室として使いたい」
「オフィスの限られたスペースをもっと効率的に使いたい」

このようなお悩みを抱えている企業は少なくありません。
今回は、そのような課題を解決する手段の一つとして注目されている「可動式間仕切り壁（スライディングウォール）」について、その特徴と導入のポイントを詳しくご紹介します。

可動式間仕切り壁とは？パーテーションとの違い

可動式間仕切り壁とは、天井に設置されたレールに沿ってスライドさせることができる可動式の壁を指します。複数枚のパネルを動かすことで、一つの広い空間を必要に応じて分割したり、再び一体化させたりできる仕組みです。

オフィスでよく使われるパーテーションと混同されることもありますが、その性能には大きな違いがあります。

ローパーテーションは設置が簡単で柔軟に動かせますが、遮音性はあまり高くありません。一方、固定式パーテーションは高い遮音性を持ちますが、設置後のレイアウト変更が難しくなります。
可動式間仕切り壁は、この両者の利点を兼ね備えた「動かせる高機能な壁」として、利便性と性能を両立させた設備といえます。

オフィスに可動式間仕切り壁を導入するメリット

可動式間仕切り壁の最大の魅力は、空間を柔軟に使えることです。
例えば、普段は30人が入る大会議室として利用し、必要な時には10人用の小会議室を3室に分けるといった活用も可能です。レイアウトを固定しないことで、利用目的や人数に合わせた使い方ができ、オフィススペースを効率的に運用できます。

さらに、間仕切りのタイプによって以下のような利点も得られます。

高い遮音性で集中できる会議空間を実現

可動式間仕切り壁は、造作壁に近いレベルの遮音性能を持つタイプもあり、静かな環境を必要なときだけ作り出すことができます。不要なときにはすぐに元の広い空間へ戻せる点が特徴です。完全防音ではありませんが、周囲の音を軽減できるため、打ち合わせや重要な商談に集中でき、情報漏えいのリスクを抑えることにもつながります。

デザイン性の高さでオフィスの印象を向上

デザイン性のある可動式間仕切りを選ぶことで、オフィス全体の雰囲気を格上げできます。木目調や石目調などの素材、あるいは開放感のあるガラスパネルを採用することで、空間の統一感を保ちながら洗練された印象を与えられます。
また、デザイン性と機能性を両立できる点も大きな魅力です。使用する目的に応じて、遮音性能や素材の特性を考慮し、最適な製品を選ぶことが大切です。

設置を検討する際の注意点

最後に、実際に壁紙を張り替える際に知っておきたいポイントと、気になる費用について解説します。
導入を成功させるためには、次の点を事前に確認しておくことが重要です。

天井の強度確認

可動式間仕切り壁のパネルは重量があるため、天井にレールを取り付ける際には十分な強度が必要です。建物の構造によっては、天井補強工事が必要になることもあるため、専門業者による現場調査を行うことをおすすめします。

目的に合った機能を選ぶ

製品によって遮音性のレベルや操作方法、デザインなどが異なります。
「どの程度の防音性が必要か」「どの社員が日常的に使うのか」など、使用シーンを具体的に想定し、最適な機能を持つタイプを選びましょう。

専門業者への相談

可動式間仕切り壁の設置には専門知識が欠かせません。製品選定から施工、アフターサポートまで一貫して対応できる実績豊富な業者に依頼することで、トラブルを防ぎ、安心して導入できます。

オフィス空間を柔軟に活用できる可動式間仕切り壁は、働き方の多様化にも対応できる設備です。
「動かせる壁」という特性を活かし、自社の利用目的に合わせた導入を行うことで、オフィスの価値を高めることができます。

徳島オフィスづくり.comについて

徳島オフィスづくり.comは、徳島県徳島市で1890年に創業し、60年以上オフィスづくりのお手伝いをしており、オフィス内装工事、オフィスレイアウト設計、オフィス移転、 パーテーション工事、OAフロア工事など、オフィスづくりに一括対応しています。
オフィス内の工事であれば今回のような可動式間仕切り壁の設置にも解決方法の模索から業者の選定、施工まで一括で臨機応変に対応することが可能です。オフィスに関することで何かお悩みのある方はお気軽にご相談ください。

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